2014年10月16日星期四
右股関節の変形、ストレッチ不足で左アキレス腱が脆くなる。
右股関節の変形、ストレッチ不足で左アキレス腱が脆くなる。
60代女性、主訴はインフルエンザの後に体調がなかなか元に戻らないことです。
肩上部はやや後ろ側がこっています。これは背中が丸くなって肩の頂点が後ろにずれたということです。
肩甲間部がこっているのは、まだ呼吸症状が治りきっていないので、その内臓筋肉反射と考えてよいでしょう。
上半身がこっていて、下半身がむくんでいます。
少し声が嗄れているのは花粉の影響もあるかもしれません。
花粉症と診断はされていないようですが、小鼻の横で終わる大腸経の上肢外側にこりがあって、指圧中に眠ると鼻の通りの悪い寝息が聞こえてきました。
仰臥位右股関節のストレッチで股関節を内転させようとすると引っかかる感覚があったのですぐに戻しました。
変形性股関節症の診断はされていないのですが、前に何回か右股関節の内転で引っかかることがあって、1ヶ月に1回定期的指圧をしているうちはしばらくそういうことはなかったのですが、1ヶ月半指圧の間が空いた今回は、それ以上内転させると強い痛みが出そうな抵抗がありました。
左アキレス腱の足背屈のストレッチでは、踵骨付近でキシキシと音を立てました。
下腿三頭筋の停止部なのにキシキシ(起始起始)でも、マッサージジョークにならないのがこの不安定さの怖さです。
無理に足背屈のストレッチをするとアキレス腱が切れてしまいそうな感覚です。足関節の不安定さ、ぐらつきが、アキレス腱の弱さを手指に伝えてきます。
右股関節と左アキレス腱という対角線に、体のアンバランスが現れています。
右股関節を内転させて傷ついた大腿骨頭を押し込んで刺激したくないので、無意識に股関節を外転させて右外側に体重をかけ、左足がしっかりと使われないのでアキレス腱が脆くなったのでしょう。
股関節外転は楽ですから、病後に無理をしないように体を使っていれば、わざわざ股関節の内転はしなくても日常生活はできます。
このケースの対処法も痛みの出ない範囲で小さなストレッチをする、丁寧にゆっくりと動かす、強い刺激はしないということです。
よく眠っていました。寝た子を起こすような施術をする必要はありません。
手足は温かく、指圧中に鼻が通ってきました。
全身指圧後、嗄れていた声も聴き取りやすくなりました。
血行促進によりのどが潤って、鼻の充血が緩和されたようです。
インフルエンザから日常生活の運動量が減って下半身の関節はいつもより硬くなっていたようです。
この指圧の血行促進によって、御本人は右股関節や左アキレス腱に違和感を感じないまま症状は悪化しないかもしれません。
主訴に出なかったように痛みの出る動きをしなければ(使わなければ)、傷があったとしても日常生活に支障はないのです。
これは痛みで苦しんでいる方にとっては解決法にもなります。
痛みを抱えた方は痛みを出す動きを再現して、まだ治っていないことを確認しがちです。
痛みに気づかないことも、痛みに気づいていないふりをすることも、痛みが現れなければ痛みの悪循環を断ち切ることになります。
もちろんセラピストは未病のうちに見つけて、痛みに気づいていない方にはその症状を悪化させないためにも施術で見つけた体のアンバランスをお知らせすべきです。
未病のうちに、それを気に病んで病気にしてしまわないようにケアしてください。
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